2009年10月19日
病気の原因は天候不順?
僕の診断が翌日に揺らいでると話した。
あれからまた顕微鏡で調べてみた。
僕が予想した病原菌が確認できない・・・。
やっぱり家庭用顕微鏡では駄目なのか・・・。
それとも、久しぶりの(数年振り)診断だったから?
確かにこの4~5年は酷い病気は出していない・・・。
見る機会が無かったと言ってしまえばそれまでだけど・・・。
先日、県の農業機関にお願いして調べてもらった。
思いの外早く結果が分かった。
僕の最初の予想は外れ、考え直して判断した病気が確認された。
タンソ病
今回4~5年ぶりに発生させた病気。
基本的にタンソ病を酷く蔓延させない栽培方法なので、潜在菌での発生ではなさそう・・・。
で、何が原因か・・・。
2つ予想されるのだけど、梅雨の長引きと、植え付け直後の残暑の厳しさ・・・。
最近は涼しくなったけど、温室の中は30度を越えることがまだある。
植え付け直後の温度が高く、根っこが充分に張る事が出来なかった・・・。
株元から新しい根っこが出なかった。
出ない代わりにタンソ病菌が何らかの切っ掛けで苗に入り込んだ。
今回の発生はイレギュラー的な要因が大きい。
枯れた苗を違う苗に植え替えても実りが来るのは来年2月頃かな・・・。大打撃。
変わりを「ポン」とすることが出来ない。
農業の難しさでもあり、面白さでもある。
農業はパチンコ等のギャンブル以上のギャンブルだ。
しかも、結果は早くても数ヶ月先じゃないと分からない・・・。
Posted by 華玉山 依芽呂または、華珠家 舞芽鷺 at 19:30│Comments(0)
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