4・5段審査会感想

華玉山 依芽呂または、華珠家 舞芽鷺

2009年07月20日 19:53

きょうの審査会の感想を書きます。

県内各所から日本ガイシホールでの審査会を受けに来た剣士たち。

ここ豊田市剣道連盟所属の剣士は4段で20名ほど、5段で10名ほどが審査に挑みました。

試験番号は、数字とアルファベットの組み合わせで、1A、1B、1C、1Dから始まり、40番台まで4段はありました。(受審者約160人)

午前中の形審査は見る事ができませんでした。

11時半ごろからの実技審査。

全組の中で女性が混ざってる組は7割程・・・。

これからの稽古は女性ともやらないといけません。

気を使いすぎて自分が落ちる可能性もあります。

あと、剣道には「気・剣・体の一致」という言葉があります。

これは剣の修行の一つの指針で、

「気」は気迫・気勢 「剣」はその名の通りの剣の鋭さ 「体」は体の鋭い動きを示すものです。

今回合格した後輩はこの「気」にあたる気勢気迫、分かりやすく言うと声の大きさが4段受審者の中で一番大きかったです。

「気」の充実は「剣」「体」の充実に繋がります。

後輩ながらいい見本を見せてくれました。

因みに豊田市からの受審者で合格したのは彼だけでした。

次に審査をする先生方ですが、初段~三段は7段の先生が5人中3人の支持を受ければ合格になりますが、4~5段は7段の先生は当然、剣道最高段位8段の先生も審査に加わります。6人中4人の支持を受けないといけません。

今回の審査をする先生の中に昭和59年か60年の剣道全日本選手権で上段で優勝した先生が審査をされていました。

最後に審査会場の雰囲気ですが、最年少でも20才過ぎの成人ばかりですから、中高生がいる初段~三段の審査雰囲気とは全く違って、「上級者を目指す雰囲気」でした。

全てが初段~三段と違う・・・。そう捉えてもいい感じです。

4段以上はもはや「趣味ではない剣道」。

そう感じた今日でした。

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