他国で聴く自国の国歌

華玉山 依芽呂または、華珠家 舞芽鷺

2010年06月29日 23:26

いよいよ、決勝T初戦を迎えるサッカー日本代表。


両国の国歌斉唱ゲームスタートだが、サッカーの事は他に任せ、僕はタイトルについてを書いてみる。

君が代にはいろんな意見がある。強制すべきではないとか、天皇制云々とか。


僕自身は無頓着なところがあり、あまりそういうことには気になった事は無い。

海外留学の時も、何も意識はしなかった。

ただ、海外は日本より国歌を演奏する回数が多いなぁ…と感じる程度だった。

その意識を変えたのは、2003年にブラジルに行った時の事。

日本人移住者の周年行事があり、縁あって参加した。16年振りのブラジル訪問。

その周年行事には、50名程と参加。時の外相や県知事が数人来賓として参加。

公式行事なので、ブラジルと日本の国歌を斉唱する機会を得た訳だが、ブラジル国歌は日本国歌より明るい雰囲気があり、詩の内容はともかく、ブラジルの雰囲気を上手く引き立てる。

対して日本国国歌・君が代。

何故か、2回演奏。ブラジル国歌よりも極端に短いので、勘違いしたのだろうか…。


海外で聴く自国の国歌の感想は、文章で表す事が出来ない位、ある種の感慨深さを得た。

君が代は賛否両論あるけど、機会があれば、海外で君が代を聞いてもらいたい。

きっと、君が代から日本を見つめる事が出来るはず…。


最後に、記事タイトルとは関係ないけど、ブラジルへ移住した日本人(80代の一世)からお願いされた言葉を記したい。

一介の日本人である華玉山に「日本をよろしくお願いしますよ」

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