東洋大に見えた武士道精神
箱根駅伝は、東洋大学が2連覇を果たした。
去年は
部員の不祥事から、応援などを禁止され、
ゴール後の胴上げも無く、ランナー全員でコースに向かって一礼をした。
今年はその禁止事項も無く、応援団や幟で彩り鮮やかな応援となった。
学生競技で難しいのは連覇。
それは、部員が年々変わるが所以である。
そんな中での連覇。
去年のような、ある種の「懺悔」の気持ちは無く、純粋に勝利を味わってると思う。
しかも、ゴール後に去年のように
ランナー全員でコースに一礼。その後胴上げをした。
野球など勝利が決まってからマウンド上で喜ぶ姿がある。
去年のWBC、優勝決定の瞬間もマウンド上で監督の胴上げ。
「~道」と付けるなら、敗者への配慮も必要。
時には喜びを打ちに秘める必要もある。
今回の東洋大学の優勝後の姿勢は
「駅伝道」であり、敗者への敬い、口だけでない感謝の言葉を全員で見せた。
勝っても驕らないその姿。 来年も東洋大学の優勝を祈念したくなる。
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