水入り大相撲!

華玉山 依芽呂または、華珠家 舞芽鷺

2009年05月22日 00:51

先の記事「初!」で水入りの大相撲をライブで初めて聴いたと記事にしました。

そこで今、思いつくままに戦後の水入り大相撲を幾つか取り上げてみたいと思います。

最初は確か、昭和27~8年頃。

両者とも後に横綱に昇進する栃錦と初代若ノ花との取り組み。

100キロそこそこの両者。

最終的の当時大関の栃錦の外掛けで勝負か突くのですが土俵狭しと動き回る両者の攻防は今でも手に汗握る大相撲です。





次は昭和53年名古屋場所14日目の横綱北の湖と横綱輪島との一戦。これが事実上の優勝決定戦だった

内容的には北の湖優勢で進んでいたのですが、下手半身でも得意の輪島。

年も5歳若く、ここまで3場所連続優勝で、全盛期の北の湖を持ってしても攻めきれない。

再開後、動きの動いた北の湖の寄りきりの勝ち。

この場所北の湖は15戦全勝、輪島は14勝1敗。

両者での水入り大相撲は幾つかあるけど、印象が一番強いのはこの一番。





話が前後するけど、水入り相撲で最も大変だったのが昭和53年3月場所7日目の大関旭国と当時平幕で元大関の魁傑との一戦。

魁傑は前日も水入りを演じ、旭国は退院したばかり。

水入り2回、10分後取り直しも水入り寸前での決着。

魁傑の掬い投げで勝負がついた。







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