選抜高校野球
今日の決勝は長崎県の清峰高校が、岩手県の花巻東高校を1-0で破り初優勝した。長崎県勢としても春夏通じての初優勝。
清峰高校は3年前の選抜大会決勝で神奈川県の横浜高校に21-0での大敗をした。多分準優勝という気分じゃなかったんだろうと思う。
今回は見事にその暗い過去を打ち消すに充分な結果を残したと思う。
ただ、正直なところベスト8に残った高校で優勝するなら兵庫の報徳学園か愛知の中京大中京高かと思った。
何故か・・・。それは単純にこれまでのイメージだけ。
東北勢で最初に優勝するのは青森県の青森山田高校かと思ったのもある。
大会屈指の好投手が多かった今大会。
秋の神宮大会優勝の神奈川県の慶応高校がよもやの1回戦負け。
初出場の、花巻東高校のよもやの春の快進撃。
福島県以北の高校は雪で選抜に備えた練習がままならないのでは・・・。
優勝の清峰高校は県立高校。
数年前に議論をよんだ「越県留学」とは無関係(多分)の県立高校。
部活動の施設も近所の高校と変わらないのでは・・・。
地元民だけでの構成チーム。
県立高校の甲子園制覇は何だかうれしい。
僕が思ったのはトーナメントの意外性、面白さを改めて感じたということ。
僕は野球をしない。野球ばかりに注目が集まる現在のスポーツ報道に疑問もあるけど、スポーツの持つ意外性、筋書きの無いドラマは楽しいもの。これはスポーツをするものなら誰でも持つ感情だと思う。
今、何かと先のWBCの事が話題に挙がるけど、意外性のある大会を望んでしまうのは僕だけではあるまい。
関連記事